ポートベロー

昨日の朝コーヒーを買ったお店のテラスで、コーヒーとサンドウィッチの朝食を済ませ今日の予定をチェック。
　土曜日はノッティングヒルでアンティーク・マーケットが開かれるとガイドブックに書いてあったので行って見ることにしました。
　TUBEのHolborn駅まで5分ほど歩いて、セントラル・ラインのNottingHillGateで下りればいいのか、と確かめてTUBEに乗ったのですが、二つ手前のMarbleArch駅で駅員さんが乗ってきて、「全員下りて」と。他の乗客の様子から、私が間違えて乗ったわけではなさそう。理由も分からないまま、地上に出て、いいや歩こう・・とポートベローまで歩きました。
　近づくに連れて人並みが増えていき、住宅街の中を細い道に入り、ポートベローロードを曲がった時にはたくさんの人であふれていました。細い道の両脇は様々な店が並び、その前に出店が隙間無く並んでいます。ひとつひとつ、店を覗きながら歩いていると、端までいきつけるだろうか・・という気がしてきます。
　まずは私の好きな家具の取っ手やランプシェードなどを物色し、帰りにまた来ようと次の店へ。アンティークのビール瓶や、ホーロー缶などそそられるものが山のようにありましたが、荷物を増やすわけにはいかないので、あきらめました。とりあえず、旦那様にアンティークのコンパスをゲット。そして、切手を売っているワゴンで、リスの絵柄を探してもらって3枚購入しました。

道を進んでいくと、今度は野菜や果物、ちょっとした食事のワゴンが並んでいました。私は生絞りオレンジジュースを買って、タイ屋台でランチ。パクチー、コリアンダーをたくさん入れた焼きそばはおいしかったです♪

彫刻を真似たパフォーマンス

賑わってました。

アンティークのブリキのラベル？

飛行機の計器が！

果物、野菜も売ってます

ランチはタイ風やきそば

帰りはケンジントン宮殿を見て、ケンジントンガーデンズ、ハイドパークを抜けて歩いて帰ろうと、ひとまず、ケンジントン宮殿があるらしき方向に向かう道のゲートに座って休憩。
　地図を見ていると、初老の紳士が近づいて来て、「どうしたんだ？」と聞いてきます。また、道を教えてくれるのだな、と「道は分かりますよ。ありがとう」と答えると、「なら、良かった。ただ、ここに座っていると銃で打たれるよ」とにこやかな笑顔。えぇっと周りをよく見ると、大使館が並んでいて、検問所から、警備員が「何をしているのか？」と近づいて来ました。慌てて腰を上げ、
「Nothing♪」と返事して、笑顔でその場を立ち去りました。(^_^;
　もちろん、その通りを歩くことは出来るのですが、不振な行動は取らない方がいいようです・・・

大使館が並んでいる通り

　大使館通りを抜けると左側にケンジントン宮殿が見えてきました。ここは、故ダイアナ妃の居住地だったところです。10£？ほどで宮殿の中の一部と昔のドレス、故ダイアナ妃の衣装などを見学できるそうですが、私は門を入って、右側に続く庭を見学してきました。

ケンジントン宮殿

ケンジントン宮殿の松の飾りは
金塗り！

ベンチの周りにはリスがうろうろしていました。何かもらおうと期待しているようです。子供が喜んで、ピーナッツをあげていました。ここのリスは人慣れして、ちょっとすれた感じかな・・物怖じする様子もなく、しがみついてきます。まぁ、うちのやつみたいに噛みつくわけではないので安心ですが・・・

カメラを構えているとおもむろにこちらを向いた。

突然リスは私の膝にしがみつく！

宮殿の脇にきれいな庭がありました。庭の周りに通路とベンチがあって、中を覗けるようになっていました。やはり花はいいですね♪今度はゆっくり、庭めぐりをしたいです。
　

アリスが出てきそうな庭

ピーナッツをもらってご機嫌♪

庭のベンチで、毎日リスにピーナッツをあげているんだという、おじいさんやおばあさんに会いました。見ると傍らに袋一杯のピーナッツが！
　リスがなんかくれ！と寄ってくるはずだ、と納得しました。
　確かにここのリスはまるまるしていますね。

ケンジントンガーデンズ

池に突き当たると、そこに左がピーターパンの像という道しるべがすぐに見つかり、男の子も安心した様子。
　あとで知りましたが、ピーターパンの舞台はこのケンジントンガーデンズだそうですね。そしてジョニーデップの主演映画「ネバーランド」もここで撮影されたそうで、好きな映画だったので、感慨深かったです。

ピーターパンの像

妖精とリスもいました♪

ピーターラビット？

お馴染みのポーズ

ハイドパークの出口付近に、きれいな花壇がありました。こちらの薔薇は見たことが無いような珍しい色合いですてきでした。

魚を抑えている人？

出口の門がアーティスティック

アップルのお店♪

帰りはいろんな店が並ぶリージェントストリートから、オックスフォードストリートを抜けて帰ることにしました。相変わらず、趣のある建物ばかりだったのですが、イギリスではアップルコンピューターのお店もレトロなのか！と感心しました。(^_^;

今日の夕食はホテル近くの
イタリアン

グラスワインとボンゴレで
12．65£多い・・・