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キタリス!?  習慣  出来事  病気  別れ
 ミニィはこっそりやって来た
 
どう飼えばいいの?
 
飛べないリス
 
血だらけの飼育
 
フリーズ 

ミニィはこっそりやって来た

実家で飼っていた猫が逝ってしまって数カ月、某ペットショップに猫を見るために通っていた。キタリスと書かれた水槽の中に、何時見てもうずくまっていた焦げ茶の動物がいるのが気になっていた。 
ある日、店員さんに話し掛けると、店員さんはひまわりの種でそのキタリスを起こしてくれた。水槽の淵に飛び乗ったキタリスはじっと私の目を見つめた。その夜、私は夫に電話した。         by S

それは11月のある日の夜でした。
「ガシャン、ガシャン、ガシャン、、、何!その音?」自宅からの妻の電話の向こうで聞こえる不吉な音。そう、前夜、単身赴任をしている私と妻の電話での会話。「猫かってもいい?」」「ダメ、うちのマンションは禁止でしょう。」「じゃあリスは?」「ダメ、留守が多いのだからかわいそうでしょう。」「けち!」       by T    

どう飼えばいいの?

翌日夜、我が家に戻った私が目にしたのはなんとネズミみたいな、ウサギみたいな、黒っぽい体で体と同じくらい長い尻尾が立派なキタリスのミニィだった。
 大きめのケージの中で壁と天井と床を縦に何度も何度も回っていた。ガシャン、ガシャン、ガシャン、、、どうすればいいか分からない私を前に妻は誇らしげにニコニコしていた。ひとしきり回り終えたミニィが震えはじめた。プルプルと体を震わせていた。私達はリスを飼うのが初めてで妻も衝動買いのために事前の勉強もしていないのでどのような巣で寝るのか知らなかった。前夜はおが屑の中で寝たようだが今晩はちょっと冷えるしどうしたものか?困った末ケージの中にタオルを入れるとミニィはタオルを噛み引きずり回していた。タオルを体に掛けてあげようとしてもいやがった。仕方がないのでケージを寝室に持っていってこの夜は暖房を入れたまま寝た。電気を消した後もミニィは一人でガサガサしていた。翌朝起きるとミニィはタオルに綺麗にくるまって寝ていた。そうみの虫みたいに。

飛べないリス

ミニィを買うときに店員さんが「この子は足が悪いので上手く飛べません。」と。たしかにほとんどジャンプが出来ない様子だった。年は9ヶ月、どのように成長してゆくものか。どれくらい慣れるものか。あわてて買ってきたリスの飼育本では大型リスは慣れないと書いてある。たしかにミニィは常に私を警戒していてうかつに指を出すと噛まれそうになる。危険な小動物だった。しかし今考えてみるとあの時慣れていないのはミニィではなく私がミニィに慣れていなかったのだった。

血だらけの飼育

ミニィが来てから6ヶ月私は何回も噛まれた。二回は病院に行きそのうちの一回は全治まで3ヶ月かかった。ペットショップに相談に行ったら小動物だから仕方ないと冷たくあしらわれた。とにかく不用意にミニィの前に指を出すと噛まれた。
 あの時もちょっと指を噛んだので慌てて私が後ろからつかもうとしたからミニィは防衛本能で思いっきり私の人差し指の関節の真ん中を噛んだ。病院に行ったが3ヶ月その指は曲がらなかった。でも私はその時の痛みより噛んだ後ミニィはケージの上から私を悲しそうに見ていたあの姿の方が印象的だった。こんな痛い痛い毎日も半年が過ぎる頃にはミニィも私もお互いが慣れたせいか噛まれなくなった。

フリーズ。

最初の頃、ミニィはひとしきり遊んだ後、急に固まって動かなくなる事があった。片手を上げていたら、まさにそのまま固まってしまうのである。病気かとも思ったが10分位すると復活するので、様子を見る事にした。ミニィは次第に運動量も多くなり、ジャンプ力も付いた頃には固まる事がほとんど無くなった。shopにいたころの運動不足で、きっと体が付いていかなかったんだろうと理解している。しかし、今でもカラス等の鳥に驚いたときは固まって動かない・・・・

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